心の洗濯入れる一服

無印のおばさん達が感極まって声を詰まらせてるのかなりグッと来るし、ラスサビでしゃがみ込んじゃうの普通に泣きそうになるので、もらい泣きの耐性低いのかもしれない。

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へごの笑顔よ。

JRスミスの優勝会見にもグッと来てしまったので色々あった人間の涙に本当に弱い。

上田麗奈さん

その言葉を安易に使うことの虚しさも、

危うさも、十分にわかっているつもりではある。

いや、わかりすぎていたがゆえに、

最近では、使おうという思い自体が浮かばなくなってきていた。

それでも、彼女の演技を初めて見たとき、

真っ先に浮かんできたのはあの言葉だった。

ジニアス--天才。

上田麗奈さん、ルックスと奇抜なキャラで好きではあったけれど、演技を聞いたことがなかったので、まさかここまでとは思わなかった。
お題ひとつ目に入るまえの「腰は…大胆ですね…!」「(こいつ何言ってんだ)…はい」みたいなやりとりからの演技のものすごいギャップ。コメントにもあるように、月次だけど憑依型というか、演技で空気が変わる。
このコーナーって、だいたい声豚の餌にしやすい萌え萌えパターンかネタに走るパターンが多いイメージだったので、こんなにまっとうな演技の凄みを聞けたのが予想以上すぎて普通に笑ってしまった。まんま吉田氏と同じリアクションな感じ。

特に4つ目までが圧巻なので、削除される前にぜひ聞いてほしい。完全に上田麗奈さんに確保されたい。

SoundPEATS Q9A

運動用のイヤホンが欲しかったので買った。
アマゾンでセールかかってる時に買ったので2800円くらい。
おもにiPhone5sに繋いで使っているんだけど、iPhoneをズボンのポケットに入れてる状態だとBluetoothがわりと途切れる。携帯が原因なのかイヤホンが原因なのかわからないけど少し邪魔くさい。
最近は走ってると片方の筐体の中身からカラカラ音がするようになってきたので、まだ機能は問題ないけど、もしかすると壊れかけなのかもしれない。もしそうだとしたらまだ3ヶ月しか使ってないので壊れるの早いと思う。

運動用に買ったんだけど、せっかくなので普通の外出時にも使ったりしている。正直めちゃくちゃ便利で、特に冬場に上着を着込んだりしたときにイヤホンのコードを気にかけなくていいっていうのがすごく快適。というかたまに有線に戻した時の煩わしさがもはや耐え難い。

外で使うものなので、音質はあまり気にならないし気にしていない。apt-X対応なので、対応してるプレイヤーを使えばそれなりにいい音なんだろうと思うけど、いかんせんiPhoneは非対応なので確かめようがない。

ちょくちょく危ういところはあるものの、3000円未満なのでまあこのくらいで勘弁してやろうという感じ。5000円なら許さない。
どうでもいいけど、この商品のレビューする人けっこう試供品もらってるぽくて、普通に買って感想書くのなんか負けた気分になる。

オデッセイ (2016)

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「宇宙飛行士が火星に置いて行かれた、助けが来るのは4年後」っていう設定にしては、悲壮感がほとんどないから気疲れせずに見れた。ゆるいといえばゆるいんだけど、適度な緊迫感はあるので、メリハリがついていてテンポがいい。
リドリー・スコットの映画はほとんど見たことがないけど、年とって温和な作品を撮りたくなったのかなという感じがする。

キャストもすごくハマっていて、ギークなシスオペ担当のKate Malaとか、コミカルながらスタイリッシュで誠実なプロジェクト責任者のChiwetel Ejioforとか、ネジがぶっ飛んでるけど憎めない科学スタッフのDonald Gloverとか、ザ政治家顔みたいなNASA長官のJeff Danielsとか、記憶に残る役者が多かった。

火星に取り残された当初は問題が山ほどあって、普通だったら途方にくれそうなところを、まずはひとつ問題の解決を試みて、それができたら次の問題、また新しい問題がでてきたらそれを解決、みたいな感じで着実にひとつひとつ問題を解決していくさまが小気味良くて気持ちいい。小ネタも挟みながら展開していくんだけど、船長のディスコばっかりのプレイリストに毒づくのがまた面白くて、「ビートを回して〜♪」→「いいやビートは回さない」みたいに1人で突っ込んでるところは笑えたし、クライマックスで手袋にマジで穴空けたときは普通にイヤイヤwってなった。

で、やっぱりStarmanが流れた場面はすごく良かった。補給船の打ち上げに失敗して、さすがのワトニーも心が折れかけてたところに、やたらギラついた中国人とハッチャけた黒人科学者が現れて、新しく見えた希望に向かって全員が一丸となって進む。そこであのギターのイントロが流れてきて「空の向こうでスターマンが待ってる」なんて歌い出す。グッとこないわけがない。

ガールズ&パンツァー劇場版 (2015)

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どれだけの熱意と愛情と才能を集めればこんな作品ができるのだろうか。

開始1分砲弾1発目で釘付けにされる圧倒的な音響、過去の強敵が味方になって集結する高揚感、無尽蔵に思えるほどの多彩な戦車の挙動と戦略、胸がひりつく敵の威圧感、そして個性的かつバラエティに富んだ愛すべきキャラクター。
ストーリーは微笑ましくありながらときシリアスな緊張感に満ちる。

惜しむらくは適切な音響環境がなければ戦闘シーンの魅力が大きく削ぎ落とされてしまうことくらいか。リピーターが多いことも頷ける。

前評判にハードルを上げられ、定型句で褒めそやす連中に辟易させられてなお、テレビ版にのめり込むことすらなかった自分がこれほど気にいることになるとは思いもしなかった。確かにこの映画を褒めるのに多くの言葉はいらないのかもしれない。見ればわかるし見なきゃわからん。

最後にひとつだけ言い残すとすれば、カチューシャを演じた金元寿子さん最高ということだけです。

2015年によく聞いた声優ラジオ

夕実&梨沙の東京ラフストーリー (毎週水曜日 25:00〜25:30)
きんいろモザイクでも共演してた2人のラジオ。リスナーからくしゃみ音を募集して流したり、酒盛りしたり、ランダム設定で即興したり、深夜ラジオと声優ラジオのいいところを合わせた感じ。種田氏の笑い声に釣られて笑ってしまう。あとOPとEDがいい曲。

くしゃみ選手権 (13:00〜)

飲酒回


ありがた系迷惑プレゼンショー はるか・ちなみのりめいく!(毎週月曜日 25:30〜26:00)
ポンコツと銭ゲバの雑談ラジオ。フリートークとふつおたが面白いという理想的な声優ラジオで、佳村はるかさんのポンコツキャラに頼りっきりじゃないのがいい。まあほぼ毎回ポンコツ発言はしてるんだけども。ジングルの著作権フリー感に癒やされる。「こんばんわ、橋本ちなみです〜」の「す〜」の言い方がめちゃ好き。



大久保瑠美・原紗友里 青春学園Girls High↑↑(毎週土曜日 25:30〜26:00)
上にも少し書いたけれど、出演者が決まったキャラクター(アホっぽいとかドSだとか)を演じる声優ラジオがあんまり好きじゃなくて、もっと素の雑談トークが聞きたいんじゃいと思ってしまうので、そういう決まったキャラ付けを茶化すこの2人のノリは楽しくて好き。たまにショタショタうるさいけども。5年間1人しゃべり生放送をこなした大久保瑠美さんの安定感と瞬発力は言うに及ばず、安定したアシストとたまのキラーパスを供給する原紗友里さんの組み合わせがとてもよい。もはや横綱相撲の趣き。ちょくちょく出てくる大久保瑠美さんのザ・オタクみたいな趣味嗜好とか言動で最高に気持ち悪い笑顔になれる。



津田のラジオ「っだー!!」(毎週水曜日 25:00〜25:30)

まとめ
20代中盤のパーソナリティばっかりで己の老いを感じる結果となった。
以上のラジオはすべて文化放送 超!A&G+で絶賛放送中です。
http://www.agqr.jp/