Time Is Illmatic (2014)
内容はIllmaticの副読本のようなもので、Nasの生い立ちから制作までの過程を記してる。ヒップホップに毒された目から見ると、ニューヨークのプロジェクトすらクールなものに見えてしまうけれど、女を殴っただけで撃ち殺される地獄のようなところという当たり前のことを再認識した。
Nasの弟は、チンピラが抜けきってない浮かれ具合で面白いけれど、中ジャケに写ってる人たちを指さして「こいつは終身刑〜こいつは殺人で係争中〜」みたいな情報をヘラヘラしながらほぼ全員について教えてくれる場面には薄ら寒いものを感じた。Q-Tipが相変わらずクソインテリイケメン丸出しでしゃべってるのは笑える。
アーティストのドキュメンタリーは、好きな曲が流れてくるだけで満足して、作品自体の出来とかは二の次になってしまうので、とにかくIllmatic最高という感想です。地下鉄の音だけでもうアガる。
あんまり関係ないけど、NY State Of Mind使ったヘネシーのCMがカッコいいので貼ります。