Fuji Rock Festival 2019 Day 3

Vince Staplesが見たくて3日目だけ参加しました。Summertime 06は私的オールタイムベストの一角です。
地方から1日のためだけに苗場に行くコスパの悪さよ。

  • 準備
    なんとなく雨が怖かったので雨具を新調した。

    • Mountain Hardwear コヒージョンジャケット
      上着は普段使いと値段の兼ね合いで一番バランス取れてると思ったのでMHWにした。防水は特に問題なかったけど、黒の発色が絶妙に悪くてほぼ濃いグレーなので、普段進んで着る感じにはならなそう。
    • KiU 4WAY STRETCH MEN'S RAIN PANTS
      ズボンはどうせ普段着には使えないので防水と値段で選んだ。もっと安くて防水性あるやつありそうだけど、探すのめんどくさくなっちゃって5,000円しないしいいかという感じ。
    • ASICSTIGER GEL-MAI GTX
      靴は、トレッキングシューズなんか普段使わんしそもそもステージ間移動だけなら不必要なので、普段も使えそうな防水スニーカーを買った。見た目も配色も好みなので一番満足してる。防水も若干不安だったけど豪雨でない限り問題なさそうだった。
  • 交通
    飛行機で新潟入りして電車(新幹線)で苗場入りするか、新幹線で東京経由で苗場入りするかで考えてて、前者が意外と時間も出費も良さげな感じだったけど、「飛行機の時間がちょうどいいのがなくて前日入りがベター」+「新潟市街のホテル普通に高い」の合わせ技で諦めて、結局行き帰り新幹線になった。
    東海道新幹線は早特で片道3,000円以上安くできるので有料会員になりました。上越新幹線は、早割席のネット予約が空席表示でも翌日まで予約の可否がわからんという謎システムだったので、普通料金の座席で行くことになった。

  • 当日
    いきなり寝過ごして早割がみごと無に帰した。越後湯沢駅についたのが11時すぎくらい。けっこう混み合ってた時間帯だったっぽくてシャトルバスまで1時間以上待った気がする。

    会場ついたときは13時半くらいでnever young beachがやってた。名前しか知らないバンドだけど、フェス感あってテンションが上がりました。単純な人間なので、野外で音楽が大音量で流れてるだけで楽しくなっちゃう。

    お腹すいてたのですぐご飯屋へ。カレーが食べたかったのでジャスミンタイ行ってみたらここだけ異様に並んでる。せっかくなので並んだけど、わりと回転早くてすぐ食べれました。チキンバジルカレー?みたいなの具が多くておいしかった。

    そのあとTENDREを聴くともなしに聴いてから、Hiatus Kaiyoteをグリーン最後方の丘に腰掛けながらボケっと眺める。名前と雰囲気しか知らないバンドが多すぎるけど、雰囲気が良い。
    というかここに限らずアクトに関して書くことがない。
    そのあと見たPhonny Ppl.はハッピーなバイブスがアブソルートリーグッドでした。演奏がうまい上に客煽りもうまくて、曲調含めてこういうバンドをフェスで見たいなあというののお手本という感じだった。
    ホワイトステージへの道すがらSuperfulyを眺めて懐メロを感じつつKOHHへ。正直知ってる曲なかったしよくわからんかった。「暑くもなく雨も降らずいい感じの天気なので…薬物の曲やります」みたいなMCは面白かった。

    で、Vince Staples。わざわざ見に来てよかったかっこよさでした。ホワイトステージの低音がエグくて、マジで服が震えてた気がする。そんな音響もありつつ、Vince本人のラップと煽りのおかげで、音源だとともすれば地味になりかねない曲も全部クラブバンガーになるわけです。
    焦点があっていないような前を見据えているような表情で、淡々と熱いパフォーマンスを続ける本人の立ち振る舞いもクールだった。MCではしきりに感謝を述べていたのは予想外だったけど好印象だった。
    Blue Suedeモッシュに乗じて前方ブロックまで行ったけど、初めから前方に陣取っておかなかったのが心残り。音源ももちろんいいけど、ライブで見てこそというアーティストだと感じた。
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    目当てが終わって燃え尽きた感があったので、後方に下がってそのままJames Blakeを眺める。やっぱり最近のムードはピンとこなかったのと人が多すぎたので途中で離脱して、ところ天国で休憩してからThe Cureへ。ちょうどアンコールでFriday, I'm in Loveから観れたので満足。最後しか見てないけど、めちゃくちゃ雰囲気よかったです。

    クロージングのG&G Miller Orchestra feat. トータス松本を横目にもち豚串とビールを調達、エグい多幸感を得る。
    ゴリゴリの音が聞こえるのでなんとなしにレッドマーキーに入ってThe Comet is Comingを見る。事前に音源チラ聴きしたときは頭良さそうな音楽だった気がしたけど、トランペットとドラムとシンセ全部でアグレッシブの極致みたいな音楽やっててめちゃ盛り上がった。日付変わったところでこんな音楽やられるの楽しくて仕方ないよなあ。

    あとはそのままレッドマーキーでダラダラしながら、卓球が始まって人が増えて来たのでそこそこに切り上げてシャトルバスへ。途中でパレスオブワンダーに寄ってみたもののパリピの雰囲気が普通に無理だった。
    4時半くらいに列についてバスに乗れたのがちょうど5時くらい。駅はお土産売り場が普通に開いててよかった。さすがに疲れてて座りたかったので指定席を取ったけど、自分が乗った始発から2便目の時点で自由席ガラガラだったので普通に損しました。

  • まとめ
    2日目の天候が地獄だったので覚悟してたんですが、人は少ないし天候も多少雨が降るくらいで過ごしやすくて、非常にいい環境でした。また行きたいです。